TAjiKA

四代目の日々を綴る日記です。

about

”TAjiKA”は、ハンドメイドならではといえる独特の風合いと、アン ティーク鋏のような優美なデザイン、そして申し分のない気持ち良い切れ味をあわせ持った、こだわりの一品に仕上がっています。

works

”TAjiKA”の商品はこちらから。


NY滞在記
2015年05月04日

こんばんは。
今回のNY旅の1番の目的と言っても
過言ではない用事を初日に入れました。

ny4.jpg
あるきっかけで知ることになった
ブルックリンにある「burrow」
(店舗外観を撮るのを忘れたので
写真は画像検索して引用させて頂きました)


ny3.jpg
ピスタチオのケーキ。絶品。

アメリカではpatissier(パティシエ:仏語)のこと
「pastry chef」って言うのですね。初めて知りました。
chefの黒川さんの写真は滞在記最後の方で。



NYに行かれる際は是非訪れて頂きたいお店です。
近くにも素敵なお店がありますし
聞いてみると、いろいろ教えて下さいます。
現地のことは現地の人に聞くのが一番!
ではでは

NY滞在記
2015年05月03日

こんばんは。
遅くなりましたが、これからNY日記を。
かなり内容が濃かったのですが
文章が多くならないよう、写真メインでいきますね。

ny.jpg
空港ついて、早速NYの洗礼。気温−14℃でした。。
そして、初イエローキャブ!

ny2.jpg
ホテルに着いた後、夕方に街をぶらぶら。
しかし、寒すぎてコーヒーショップに駆け込みました。

何気ないお店なのに、すごく良い雰囲気。
街の持つイメージか、お客さん・スタッフ全員が
作り出す雰囲気か?



初日にはもう1つ大事な出来事が。
それはまた次回。ではでは

hatano wataru exhibition(2014)
2015年01月25日

こんばんは。
いよいよ来週土曜に迫ってきました
映画「繕い裁つ人」の公開。
とても楽しみです!
日曜は1日のサービスデーですし
是非見に行ってみて下さい。



さて、昨年末クリスマス頃に
ハタノワタルさんが篠山のcolissimoとrizmで
「箱男箱女」という展示をされていたので
年末の挨拶がてら、久しぶりに会いに行きました。

ハタノさんは綾部で和紙を作っておられる職人さんですが
大学では油画を専攻されていたそうで
今回は平面作品(抽象画)を展示されていました。

hatano.jpg
写真だと小さく見えますが、横にあるのはピアノ。
会場で見るとかなり迫力があります。
(ハタノさんのwebから写真お借りしました)

hatano2.JPG
寄ると、こんな感じ。


hatano3.JPG
私はこの部分が好きです(笑)



抽象画って、どういう評価をされるのか
どう見たらいいのか分からない。と
ハタノさんとお話したのですが
理由なんて、なくて良いみたいです。
(そんなことを言われた記憶が...。)

最後の写真のように
作品の中で、色のトーンや重なり具合
絵の具の垂れ具合などが私の気になる部分でしたが
他の方が見ると、また別の所に
良さを感じる方もいらっしゃると思います。

絵画やその他の専門知識はなくても
なんとなく好き。そういう見方でいろんな物を見て
吸収していけたら仕事もさらに楽しくなりそうですし
美術館の敷居が低くなって、行きやすくなるのでは?
と感じました。



暖かいストーブにあたりながら、静かな空間で
作品を眺めたり、ハタノさんと話す時間は
とても贅沢でした。2014年展示観覧の良い締めになりました。
ハタノさんはいろんな所で展示されているので
近くに来られた際は是非行ってみて下さい!
(hatanowataru web)
ではでは

2015
2015年01月10日

明けましておめでとうございます。
遅くなりましたが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

年明け、三が日は久しぶりにゆっくりした生活を。
溜まっていた本を一気に10冊ほど読みました
&寝正月でした。
充電完了したので、今年も頑張ろうと思います。



昨年は「挑」ということで
いろんなことに挑戦した1年でしたが
今年のテーマは・・・



「礎」



現在9年目。5月には10年目を迎えます。
基礎はこれまでも地道につけてきましたが
今年はさらに1段上に上がるため
そのための新たな基礎を作り始める
1年にしようと考えています。

11月にNYへ行く予定だったのですが
仕事などの状況を考えて、急遽キャンセルしました。
その時から、意識の変化があった気がします。

まだまだ甘えが多いなぁと。

もちろん、まだまだ甘い部分も多いですが
自分がもっといろんなことを担っていかないと
という気持ちになったのは確かです。


2人で製造しているうえに、ほとんどの製品を
分業ではなく全行程を自社で作っているため
覚えることはとても多いです。
そのため、なかなか新たな工程に進めないのですが
今やっていることは次にもつながるはず。
しっかりと考えながら作業していきます。


というわけで、今年は製造を中心にしていく予定。
もちろん、今までもそうでしたが、意識的にそうしていく。
でも、ちゃんと外の活動も続けますよ。
いくつか決まっていたり、16年の大きな話も
出てきているので、楽しくなりそうです!



皆様も良き1年になりますよう願っております。
ではでは

2014年、振り返り
2014年12月31日

ようやく1年を振り返る所まできました。
2014年は「挑」挑む年と決めて
始まったのですが、実はあまり意識なく...
でも、結果的に新たなことに挑んだ1年でした。


1番は、初めてワークショップをしたこと。
通常、ワークショップってその作家さんが
作っている物や使っている材料を使って
何か作ってみよう!ということが多いですよね。
(本来のワークショップの意味がどうかは別として)
なので、鋏を作っている私達がする
ワークショップは何をしたらよいのか
思いつきませんでした。

でも、最近参加するイベントで
革や紙・布の切り試しがとても好評で
何かを作る過程で鋏を使ってもらう
切れ味を体感してもらうことでも良いんだ。
と感じるようになり、開催することになりました。

workshop.jpg


workshop2.jpg
ササヤマルシェの様子。
とても丁寧に作業してました。
「自分で作る」こうした経験が
将来に活きると嬉しいですね。


10月末にAesop、その二日後にササヤマルシェという
短期間に2回行ったのですが、大変でした(苦笑)
Aesopは初めてだった上に会場のスペースが小さく
うまく進行できるようになるまで、汗ダラダラ。。
ササヤマルシェはAesopの経験を活かして
進行はうまくいったのですが、お昼前から
15時くらいまで参加者が途切れないっていう...
両方とも、皆さんに喜んで頂けたので良かったのですが
回数を重ねて、より良いものにできればと思います!


あとは、6月に初めて県外で開催した
はさみのおと展でしょうか。
会場は一度行ったことがあるのですが
広さの感覚もはっきり覚えていないですし
実際行ってみないと、展示方法を決められない
ということで、準備はしていったものの
ぶっつけ本番。これも挑戦でした。


11月に予定していたNYの旅も
言い続けて、実現しそうだったのですが
仕事により断念。延期となったのですが
これも仕事のことを考える良い機会になりました。
来年には必ず行く!(予定)



こんな感じで、「挑む」1年はあっという間に
過ぎていったのですが、日々意識せずとも
今年はこういうことをしようと考えたことは
ブレることなく、きちんとできているなと
振り返ってみて感じました。

言葉は、日々感じ、考えていることからしか
出て来ないと思います。
その場だけで取り繕った言葉は、行動を伴わず
必ずどこかで破綻します。
言葉・行動・思考は繫がっていることを忘れず
来年も丁寧に、もの作りと向き合います。

次回は2015年の抱負です。
ではでは。