TAjiKA

四代目の日々を綴る日記です。

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”TAjiKA”は、ハンドメイドならではといえる独特の風合いと、アン ティーク鋏のような優美なデザイン、そして申し分のない気持ち良い切れ味をあわせ持った、こだわりの一品に仕上がっています。

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BORO
2016年02月11日

こんばんは。
今日はオススメの展示をご紹介します。


六甲アイランドにある神戸ファッション美術館で
「BOROの美学」という展示が開催されています。

boro.jpg


以前から、高級メゾンで展示されていたり
古布を使った洋服などを目にすることが増えました。

私自身、もともとファッションが好きですし
そうした経年変化でしか得ることのできない
雰囲気であったり、パワーを感じる物に惹かれます。

展示でも、そういった物が展示されていましたが
これがブームになって消費されないか(もう消費されているか...)
そもそも、こうした物は贅沢品であった布を
直しながら使い続けていく。という精神から生まれたもので
それがネタになって、消費されるのとは
真逆のものだと思います。

物の格好良さはもちろんですが
それに至るまでの経緯というか
物を大切に使い続けるということが
沢山の方に伝わると良いなと思いながら
展示を見て回りました。
入場料も気軽に入ることのできる金額ですし
興味のある方は是非どうぞ。


私が毎日使っている仕事のエプロンも
見学に来られた方などから「いい感じだね。」
と言われることがあります。
全く気を使わず、汚れたり、破れたりしてるからでしょうか?
将来的にうちのエプロンもBOROとして
展示される日が来るのか!?なんて(笑)
破れたら、継ぎはぎしてくれる祖母に感謝ですね。
皆さんのお宅には、使い続けている物ありますか?

次回は、この展示の企画で
matohuのデザイナートークを聞いてきました。
そのことについて書こうと思います。ではでは