TAjiKA

四代目の日々を綴る日記です。

about

”TAjiKA”は、ハンドメイドならではといえる独特の風合いと、アン ティーク鋏のような優美なデザイン、そして申し分のない気持ち良い切れ味をあわせ持った、こだわりの一品に仕上がっています。

works

”TAjiKA”の商品はこちらから。


ある日のこと
2011年12月08日


ある日の工場での
父と息子の会話。




父「ちょっとこれ(鋏)触ってみ。」




息子「ん?いや普通の調子やけど?」




父「いや、なんか刃がもちゃ〜っとしてへんか?」




息子「何?もちゃ〜って(笑)」




父「もちゃ〜は、もちゃ〜や。」




これ以上は会話になりませんでした。
鋏には(鋏に限らず職人の仕事全般?)
言葉でうまく表せない
ことがすごくあります。

だから、それを表現するために
うちの工場ではいつも擬態語が
飛び交っています(笑)


擬態語を操る父↓
father.jpg

Today's book
2011年12月04日


今日紹介するのは
とても有名な写真家
ホンマタカシさんのこれ



newdocumentary.jpg


写真を見るのが好きで
たまに写真集も買いますが
昔からずっと好きな人。
何がって聞かれると
感覚的に良い!好き!
って思うので
答えられません。。




好きなものに理由っていりますか?




なんかCMのコピーっぽくなった(笑)
気になった方は
是非見てみて下さい。
ではでは


五感
2011年12月01日


をフル活用して
仕事をしている
ような気がする!?



工場機械.jpg


普段の生活の中で
そんなに意識することは
ないのですが
機械を使って仕事をするので
細心の注意を払わなければ
失敗や身の危険に繋がります。
だからこそ、とても集中しています。



1m先から話しかけられても
気づかないくらい(苦笑)



ま、↑は機械の音が大きい
ということもありますが
それだけ手元に集中して
感覚が研ぎ澄まされている
んじゃないかと思います。


父から常々
「良い職人は変化に気づける」
と言われ続けています。
何が悪い?という原因は
分からなくとも、何かが
いつもと違うということに
気づける「感覚」が
必要なのでしょう。


昨日、機械の大修理をした
とtwitterでつぶやきましたが
いつもと違う「音」や「感触」
「匂い」「見た目」なんかでも
機械の異変に気づく事があります。
今回は「音」でした。
最近はいろんなことに
気づけるようになりました。
少しは成長した証拠かな??


皆さんも五感で感じる
こんな体験ありますか?
なんだか今日は職人ぽい
内容になったな(笑)
ではでは